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  • マドリード国際映画祭2023でベストサウンドデザイン賞を受賞

    マドリード国際映画祭2023でベストサウンドデザイン賞を受賞

    マドリード国際映画祭2023で受賞

     

     

    ハイブリッド・サウンドリフォームを運営している山川@HSR_YBです。

    2年ほど前にお仕事として参加させていただいた自主制作映画作品、

    岡崎育之介監督作による「安楽死のススメ(邦題)」

    が、マドリード国際映画祭2023にてベストサウンドデザイン賞を受賞しました。

     

    【主人公が”沖縄二泊三日安楽死ツアー!!”に参加するコメディ映画】

    日本人男性の平均寿命が81.4歳。 今の俺が27歳。てことは残り54年てこと。 ちょうど三分の一にきたってこと。 もう三分の一が終わったってこと。で、残り三分の二が、これまでの三分の一より楽しい確率なんてかなり低いと思うんだ。だって、最初の三分の一面白くない小説、その後最後まで読まないでしょ? 大体の人がもうそこでやめるよ。「あ、もうこれ読まなくていいや」って。 じゃあもう、そこでやめた方がいいな、って思って。 早いうちに閉じちゃった方がいいな、って思って。 ──だから僕は、死んでみることにした。

    ◆あらすじ◆ 主人公・正は死ぬことにした。 友人や相談窓口、自殺防止支援団体など様々なところに出向くが、皆一向に止めるばかり。そうじゃない。僕は自分で選んで、健全に死を選ぶんだ。集めたチラシをふと見ると、「沖縄二泊三日安楽死ツアー!!」という文字を見つける。正はツアーに参加するため、友人に “片道料金” の金を借りて沖縄へと旅立つ。そこで出会った安楽死推進団体「桔梗の会」代表・雨野川。そして、ツアーのもう一人の参加者・氷川。 彼らと時間を共にし、正は「死とはなにか」に向き合っていく。ツアー最終日、正はついに安楽死の飲み薬を前にする。正はそれを飲み、本当に自分の人生の終わりを選ぶのか。それとも、ツアーの参加をとりやめ、生を選ぶのか。 死ぬこととは。生きることとは。そして、命とはなにか。生きとし生けるすべての者に対峙する、美しき人間賛歌。

     出演: 石原滉也 田中陸 海老沢七海 岡﨑育之介 中山慎吾 齊藤隼平 宮本伊織 義山真司

    川島隆生  轟雅子

    音楽:永太一郎 撮影:佐藤里央 助監督:中村光寿 整音:山川貴基 協力:神原健太朗

    監督/脚本/編集:岡﨑育之介

    ※Official YouTube予告編より転載

    国際映画祭におけるサウンドデザイン賞とは?

    国際映画祭における最優秀サウンドデザイン賞は、映画の音響と音楽に関連する技術とクリエイティブな要素を評価し、優れたサウンドデザインに贈られる賞。この賞は、映画の音響効果、音楽、ダイアログ、環境音、録音技術、ミキシング、編集など、映画の音声に関するあらゆる側面を対象としています。

    以下は、最優秀サウンドデザイン賞に与えられる要因と評価基準の一般的な例:

    1. 音響効果と環境音の創造性: 映画の中で特別な効果音や環境音をどのように創り出し、物語やシーンにどのように組み込んだかが評価されます。例えば、戦闘シーン、サイファーアクション、SF映画などでの特殊効果が含まれます。
    2. 音楽の選曲とオリジナル楽曲: 映画の音楽は、映画の雰囲気や感情を伝えるために非常に重要です。賞は、音楽の選曲や映画に特別に作曲されたオリジナル楽曲にも注目します。
    3. ダイアログのクリアネスとリアリティ: 映画内のキャラクターのダイアログがクリアでリアルであることが評価されます。観客がキャラクターのセリフを明確に聞き取り、感情を共有できることが大切です。
    4. 音響ミキシングと編集: 音声要素のミキシングと編集技術も評価されます。音楽、ダイアログ、効果音などがバランスよく組み合わさり、映画全体のサウンドトラックが一体となることが求められます。
    5. 技術的な革新とクリエイティビティ: 最優秀サウンドデザイン賞は、技術的な革新やクリエイティブなアプローチを高く評価します。例えば、新しい録音技術、音響処理、3Dサラウンドサウンドなどが取り入れられた場合、その影響が評価の対象となります。

    これらの要素が組み合わさり、映画のサウンドデザインが優れていると認められた場合、最優秀サウンドデザイン賞が贈られます。映画制作においてサウンドデザインは重要な要素であり、賞はその重要性を認識し、優れたサウンドデザイナーとそのチームを称えるものとのことです。

     

     

    私が担当した整音・効果・ミックス作業

    作品のクレジットには「整音」担当となっています。上記で説明した評価基準で用いられた項目では

    3:ダイアログのクリアネスとリアリティ

    こちらが最も作業分量が高かった項目です。セリフを捉えていたピンマイクやガンマイクはほぼ全ての音声素材に手を入れました。またこの作品は監督処女作ということもあり、創作の勢いのまま音声スタッフなしで撮影をアクティブに進めたとのことで、ピンマイク数も限られ、シーンによってはガンマイク1本がメインになる部分もありました。

    野外ロケも多いため、多くのセリフには環境音も混じっており、信じられないくらい細かな処理を繰り返しています。

    また、1:音響効果と環境音の創造性

    についても、臨場感を決定づける環境音についても作品全体の品質をコントロールしました。ガンマイクから拾った環境音の適正な整音処理を施し複数素材のバランスを考慮したミキシングがなされています。

    街中や室内、海岸沿いのロケが中心であり、特殊な音響効果は必要ありませんが、演技の心情やリアリティーを高めるためのコントロールが必要であり、その場でセリフとともに収録されたガンマイクから入る環境音の整音バランスを取りながら、各所で新たな合成音を付け足したり響きを足したりという絶妙なバランスでのミキシングを行ないました。

    クライマックスシーンでの焚き火や激しい波の音、その中で印象的な台詞の説得力を高めるための工夫が随所に盛り込まれています。

    またコミカルな要素もある作品のため、あるシーンでは役者さんの声にコミカルなエフェクトも足して遊び心も演出させていただきました。

    これからどこかで作品を観劇される方もおられるかもしれませんので詳しくは記しませんが、ちょっと反則技的な台詞差し替えなども実は行なっています。

     

    「映画祭に向けた整音・MAのおすすめ手順はこちら」

     

    ワールドクラスの音声エディターが外注いただけます

    私は一度もポストプロダクションには所属したこともない、プロ側の人間から見れば怪しげに映る独立系サウンドエンジニアかもしれません。ふと脱サラして独自の音質改善サービスで生計を立てています。通常は素人が録音したボイスメモなど、プロが滅多に耳にしないような粗悪な音源を日々修復しています。

    元々、映画は趣味で観劇する程度でしたがiZotopeRXアプリを中心とした高度なノイズ除去や音声修復をこなすうちに、映画監督や関連プロデューサーから声をかけられ、ドキュメンタリーや自主制作映画作品に携わるケースが増え、今に至ります。

    世界中から数百のエントリーがあったであろう国際映画祭で音づくりでを最高評価いただいた作品に携われたことは、大きな自信になりました。最近は劇場公開用の5.1chサラウンド編集も対応開始しました。ぜひ映画制作をされている方からのお仕事のオファーをお待ちしています。

    ハイブリッド・サウンドリフォーム・ドットコムのオフィシャルサイトよりお気軽にお問合せください。

     

  • 映画祭出品作品の整音とミックス

    映画祭出品作品の整音とミックス

    ハイブリッドサウンドリフォームの山川@hsrです。音声修復サービスを生業としているため、ありとあらゆるネガティブな音源ソースを扱っていますが、最近では自主制作系の映画コンテンツを手がける機会が増えています。

    ドキュメンタリー作品はもちろんラベリアマイクを使用してのドラマタイプの映画も手がけています。ショートムービー以上の長尺映画もこのところ年に数本手がけています。

    映画制作

    整音作業と紐づいたミックス作業

    複数マイク同録の作品だと各マイクに混入する環境音(ノイズ)のサジ加減をコントロールしての作業になるため、結果ミックスまでをお手伝いするケースが大半。後からアフレコでセリフを差し替えたり、BGMの調整や効果音の合成までもちろん対応。作品の最終工程としての質感・音圧を整える作業も行います。

     

    音声編集のスキル引き出しが必要な映画コンテンツ

    私は日常的にノイズ除去はもちろん、音楽作品のミックス(あらゆるエフェクトを大胆にコントロールしてクリエイターの音作りのイメージを具現化)やマスタリング(ミックスで仕上がった音楽作品をどんな再生端末でも心地よく再生するための緻密な仕上げ作業)を担当するなど、映像作品に留まらず、多様な編集スキルを持ち合わせています。

    また日常的に動画編集(舞台など記録映像が中心)もプロとして行っており、リアルとデフォルメを成立させる絶妙なバランス感覚があると考えています。

    単にネガティブなノイズを整音するだけではなく、演者の声を音楽作品のボーカルトラックをミックスするように役者の声の魅力を存分に引き出す意図で作品に携わります。

     

    アンビエンス(背景音)のコントロール

    特にワンカメ(ガンマイクのみ)スタイルのドキュメンタリーは人の発言以外の現場音のコントロールが簡単ではありません。現場の臨場感を殺さず、無駄な音だけを軽減、除去する上手な嘘のつき方が重要。時には全然違う、環境音を合成することも。

    視聴者を映画に没入させるには細かくこれらをコントロールが結構大事です。どこか一点でも素人っぽさを感じさせてしまったら無意識下で作品クオリティを判断されてしまいます。

    限られた予算での映画制作はカメラマンが1名のみだったりすると、ワンシーンにおいても複数画角で撮影するケースも少なくありません。RECを止めると、再開した時の周囲の音が微妙に変わってしまい、現場音が不自然な繋がりになってしまうこと日常。これらのあしらいも違和感なく繋げる技術は必須です。

     

    上映会後に視聴者からフィードバックされる音質クオリティ問題

    クラウドファディングで映画制作し、支援者へのリターンに上映会を行うケースがあるようです。上映会を行うと観劇したお客さんのアンケートで音質について指摘を受けることもあり、上映会を経て映画祭出品対策として当方に整音依頼いただくこともあります。

    2021年にお手伝いした佐藤陽子監督による「ふたり~あなたという光~」という作品もそのパターン。上映会でのアンケートで演技シーンの一部のセリフが聞こえづらかったというご指摘があったそうです。

    録音を行ったクリエイターさんのスケジュールが抑えられなかった事情もあるようですが、当方に依頼がありました。家族の食卓シーンでは5人同時にピンマイクが録音されるのですが、声の大きな役者さんの他の演者さんへの「マイク被り」の音声コントロールはなかなか大変でした。

     

    私が整音処理・ミックス調整をしたのち、改めて出品した映画祭「神戸インディペンデント映画祭2021」にてグランプリを獲得。そんな作品に携われて嬉しい限りです。

    (参考リンク)その他整音やミックスをお手伝いした映画作品

     


    音クオリティコスパ最強を目指しています

    例年この時期(1月頃)から「ぴあフォルムフェスティバル」など人気映画祭に向けて準備している監督さんも多く、お仕事の依頼が重なる時期。

    価格の安さは売りにしておりませんが、コスパ最強と思っていただけるため日々精進しております。既に映画作品用にスケジュールを押さえている案件もございますので早めにご相談ください。

    小規模でもクオリティにこだわる映画監督からの依頼をお待ちしています。

     

    整音・ミックスの依頼はオフィシャルサイト「ハイブリッド・サウンドリフォーム」よりコンタクトをお願いします。

     

     

     

     

  • 自撮り動画(iPhoneSE)の雑音はどこまでクリアにできるのか?

    自撮り動画(iPhoneSE)の雑音はどこまでクリアにできるのか?

    自撮り動画(iPhoneSE)の雑音はどこまでクリアにできるのか?

    音声データのリフォームサービスを運営している山川です。最近になってよくご相談いただくのがロードサイドでの動画や録音物。

    煽り運転が社会問題になり、ドライブレコーダーが多く普及しました。

    車同士が人的トラブルに発展した場合、証拠物として事件解決につながることから、ボイスメモやスマホ動画でそのやりとりを記録する方が増加しています。

    車同士のトラブルは道路上がほとんど

    車同士のトラブルは当たり前ですがほとんどの場合、路上で起こります。(駐車場というパターンもある)そのため、道端に両者の車を止めてのやりとりになります。

    通行量の多い幹線道路だと、車がビュンビュン行き交い、動画や音声データは多くのノイズが混入。証拠になる会話自体が聴こえづらいという問題が起こります。

    止めた車に装着されたドライブレコーダーが拾った会話を
    クリアにしてくれ
    というご相談も頂くことがあります。(マイクから遠い会話は改善できないケースがほとんど)

    自撮り動画の背景ノイズはここまできれいになる

    さすがにトラブルの案件を拝借してサンプル使用許可はいただけません。私自ら通行量の多いロードサイドで自撮り動画をiPhone SEで撮影し、ビフォーアフターの動画を作成してみました。

    ボリュームを上げてご覧ください。

    iZotope RX8 Advancedによる最新のノイズ除去

    上記の動画はiMovieなどに付属しているノイズ除去アプリを簡単に使用しているわけではありません。

    iZotopeRXの最新モジュールを複合的に処理設定。大きなエンジン音や風切り音を場所ごとにピンポイント処理しています。

    サンプルということで、やや極端に背景ノイズを処理したのもあり、少し声のエッセンスに変化があります。

    裁判や係争に活用ではなく、自主製作映画やYouTubeコンテンツを作成の場合はもう少しノイズカットを緩やかに設定し演者の声をより自然に仕上げることも可能です。

    撮り直しが効かない雑音軽減させたい動画・音声データがございましたら、下記リンクよりお気軽にご相談ください。

    音声・動画の整音やノイズ除去「ハイブリッド・サウンドリフォーム」

  • ボーカルトラックのミックスクオリティを劇的に向上させるプラグイン設定法

    ボーカルトラックのミックスクオリティを劇的に向上させるプラグイン設定法

    お仕事でシンプルなボーカル楽曲のミックス機会が増え、より良いアプローチを模索していたら、ありがたい動画を発見。スガシガオさんなど、メジャー楽曲のミックスを手掛け、サンレコの執筆でもおなじみのレコーディングエンジニア中村文俊氏。
    Rock-onで行われたProtools向けセミナーをYouTubeで拝聴したところ、DAWで楽曲制作のクオリティをクオリティを向上させたいクリエイターにとって参考になる実践的なテクニックが満載。その方法を取り入れて音作りしたところ、ボーカルトラックのMIXクオリティが飛躍的に向上。MIXの肝と呼べるボーカルトラックの音作りを飛躍的に向上させるフローを公開します。ハイクオリティなボーカルトラック作成をしたい人や、名機をエミュレートしたプラグインを使い切れていないと感じている方は参考にどうぞ。
    もくじ

    (さらに…)

  • 【RX買ったのに結果が出ない…】宅録ナレーターが単価を上げられない本当の理由と、今日から変わる1つの視点

    【RX買ったのに結果が出ない…】宅録ナレーターが単価を上げられない本当の理由と、今日から変わる1つの視点

    ナレーション用マイク

     

    1. まずは、こんなナレーターさんだけ読んでください。

    こんにちは。SoundReformer/ハイブリッドサウンドリフォームの山川です。
    この先は、かなりターゲットを絞って書きます。

    • すでに宅録でナレーション案件を受けている、もしくは準備中

    • iZotope RX(Elements 含む)を「とりあえず買ってある」

    • ノイズ処理や整音は、自己流+YouTube頼みになっている

    • BGMを入れた途端に「声が奥に引っ込んだ」経験がある

    • 単価を上げたいけれど、「今の音で本当に大丈夫か」自信が持てない

    どれか一つでも当てはまる方には、
    この先の内容はかなり刺さると思います。

     

    逆に、

    • 趣味の録音メインで、仕事にする予定はあまりない

    • 機材を集めるのは好きだけど、編集は外注するつもり

    という方は、ここから先はあまり実用的ではないかもしれません。
    ブラウザをそっと閉じていただいて大丈夫です。


    2. 「RX買ったのに世界が変わらない」よくある3パターン

    プロ用ノイズ除去アプリRX

    ここ数年で、宅録ナレーションの需要は一気に増えました。
    それに合わせて、

    • セールのタイミングで RX Elements を購入

    • 「RX 使い方」で検索して、解説動画をいくつか見る

    • なんとなくノイズリダクションやEQをかけてみる

    という流れの方もすごく多いです。

     

    ただ、その結果としてよく耳にするのがこの3つです。

    1. ノイズは減ったけれど、声が細くなってしまう

    2. BGMを足した瞬間、声が後ろに下がってしまう

    3. 案件ごとに音のバラつきが大きく、リテイクやクレームが増える

    一生懸命やっているのに、

    「自分の宅録音声って、クライアントから見て“商品レベル”なんだろうか?」

    というモヤモヤを抱えたままになっている方は、本当に多い印象です。


    3. うまくいかない原因は「機能を知らないから」ではない

    多くのナレーターさんは、こう考えがちです。

    「自分はまだRXの機能をちゃんと理解していないから」
    「もっと高いプラグインを足したほうがいいのでは?」

    もちろん、機能を知ることも大事ですし、
    プラグイン選びもゼロではありません。

    ただ、ポスプロや広告案件の現場で実際のデータを扱っていると、
    本質的なつまずきポイントは別のところにあると感じます。

    一言でいうと、

    どの順番で、何のために、どこまで処理するのか?
    という “判断の軸” と “ワークフロー” がない

    ここです。

     

    同じRXを使っていても、

    • 下処理の順番

    • ノイズ処理とブレス処理のバランス

    • EQ/コンプに入るタイミング

    • BGMとの帯域のぶつかり方をどう整理するか

    このあたりの“筋道”が決まっていないと、
    毎回「勘」と「試行錯誤」に頼るしかなくなります。

    その結果として、

    • クライアントごとに好みがバラバラに感じてしまう

    • 正解が見えないので、1本仕上げるのにやたら時間がかかる

    • 単価を上げる勇気が出ない

    という、少ししんどいサイクルに入りやすいんですね。


    4. 宅録ナレーターに今いちばん必要なのは“判断の軸”と“流れ”

    モニターヘッドフォン

    宅録を仕事にしていく上で、

    • マイクやインターフェイスを揃える

    • 防音・吸音環境を整える

    といった“ハード面”はもちろん重要です。

    ただ、
    すでに案件を受けている方が、もう一段ステージを上げたいときに効いてくるのは、

    「プロ現場で実際に使われている整音の流れを知っているかどうか」

    ここがかなり大きいと感じています。

    • 毎回同じレベルで仕上げられる

    • BGMが乗っても、声が前にきちんと立つ

    • 「このクオリティなら、この単価を提示しても大丈夫だ」と自分で判断できる

    この状態までいくと、
    クライアント側から見た “安心感” がガラッと変わります。


    5. プロの整音フローを一度“丸ごと覗く”という近道

    とはいえ、

    「自力で何年もかけてワークフローを試行錯誤する」

    というのは、現実的にはかなり大変です。

    • 案件をこなしながら

    • 裏で検証用の音源を用意して

    • 処理前後を比較しながらベストを探していく

    …となると、時間もエネルギーもかなり必要です。

    個人的には、

    一度、プロの作業工程を“丸ごと覗いてしまう”ほうが圧倒的に早い

    と考えています。

    たとえば、

    • どういうモニター環境で聴いているのか

    • どのモジュール/プラグインを、どんな順番で触っているのか

    • どのタイミングで「ここまででOK」と判断しているのか

    • 実際のナレーション素材を、どうBefore→Afterさせているのか

    こういった部分を、
    実案件レベルの生々しさで見られるかどうかで、
    その後の伸び方はかなり変わってきます。


    6. まとめ

    もしあなたが今、

    • すでに宅録でナレーション案件を受けていて

    • RXを持っている、もしくは導入予定で

    • 「そろそろ単価を上げたい。でも今の音で本当にいいのか不安」

    という状態なのであれば、
    いま一番投資すべきなのは新しい機材ではなく、

    「プロの整音フロー」と「判断の軸」を一度インストールすること

    だと、私は思っています。

    私は日常から映画作品や企業のWEB広告、デジタルサイネージなどの整音・ミックスを仕事にしていますが、そこで実際に使っている “ナレーション特化のRXワークフロー” を

    • 画面キャプチャ+実音源(受講者が提供してくれた実際の宅録ナレーション素材)

    • 実際の処理の順番と考え方

    • 宅録ナレーターさんがつまずきやすいポイント

    といった形でまとめた講座を、noteでアーカイブ販売しています。

    このブログの最後に、
    講座の詳しい内容を紹介しているnote記事へのリンクを置いておきますので、

    • RXを買ったけれど思ったほど世界が変わっていない

    • 自分の宅録音声を「現場目線でチェック」してみたい

    • 音質を武器にして、そろそろ単価を上げていきたい

    という方は、一度目を通してみてください。

    遠回りせずに“次のステージ”へ進むための、
    かなり現実的なヒントになるはずです。

     

    note記事のリンクはこちら

    (無料部分でもワークフローの全容が理解できる動画を貼っています)

    ↓

    https://note.com/soundreformer/n/na7f42745f8d9?sub_rt=share_sb

     

  • 映画制作の音声編集:整音とMAの違いとは?

    映画制作の音声編集:整音とMAの違いとは?

    〜「音」で作品の完成度を決めるポスプロの裏側〜

    自主制作映画撮影

    映画制作を学んでいると、「整音」や「MA(エムエー)」という言葉を耳にすることがあると思います。
    どちらも“音の仕上げ”に関わる工程ですが、その違いを明確に説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。

    特に学生映画や自主制作作品では、映像編集までは自分たちで完結できても、音声の仕上げが中途半端になりがちです。
    しかし、観客が「映画として完成している」と感じるかどうかは、整音とMAの質にかかっていると言っても過言ではありません。

    この記事では、整音とMAの違いをわかりやすく整理しながら、実際の作業内容・予算感・外注のポイントまでを解説します。


    「整音」とは?──音を“整える”ための基礎作業

    整音(せいおん)とは、撮影現場で収録した音素材(セリフ・環境音・効果音など)を整理・調整し、聞きやすく整える作業のことです。
    英語では「Sound Editing」や「Dialogue Editing」と呼ばれることもあります。

     

    整音の主な工程

    • ノイズ除去(De-noise):風・空調・街の音など、不要な雑音を軽減

    • 音量・バランス調整:セリフや環境音の音量を均一に整える

    • カットごとの音質調整:シーンによって違う録音環境を補正してつなぎ目を自然に

    • 空間の再現:リバーブやアンビエンスで“その場にいる感覚”を演出

    整音は「撮影現場の音をどうすれば作品として聞きやすくなるか」を考える作業であり、音の“基礎化粧”といえる段階です。


    「MA」とは?──映像と音を最終的に“合わせる”作業

    MAとは「Multi Audio」の略称で、映像と音を最終的にミックスして完成形に仕上げる工程を指します。
    いわば映画の「音の総仕上げ」。

    MAの主な工程

    • セリフ・効果音・音楽のミックス:それぞれのバランスを取り、全体のトーンを統一

    • 音の定位・空間演出:ステレオ/5.1ch/ドルビーアトモスなど上映形式に合わせた定位設定

    • BGM・SEの挿入:映像に合わせてタイミングを細かく調整

    • 音圧・マスタリング:劇場上映や配信に適した音量・ラウドネスに整える

    整音が“素材を整える作業”なら、MAは“作品全体をまとめる作業”です。
    撮影現場の音声だけでなく、音楽・効果音・ナレーションなどを含めた全ての要素をひとつの映画としてまとめ上げます。


    整音とMAの違いを簡単にまとめると…

    項目 整音 MA
    目的 素材の音を整える 映像と音を完成形にまとめる
    主な作業 ノイズ除去・音量調整・補正 ミックス・BGM挿入・音圧調整
    作業時期 編集完了後〜MA前 整音後〜納品直前
    担当 整音エンジニア MAミキサー/サウンドデザイナー
    成果物 “聞ける音” “作品として成立した音”

    つまり整音は「素材修正」、MAは「作品仕上げ」と考えると分かりやすいでしょう。


    実際の作業フロー:整音とMAの関係

    映画制作における音声編集の一般的な流れは以下のようになります。

    • 撮影・収録
       ↓

    • オフライン編集(映像カット作成)
       ↓

    • 整音(セリフ・ノイズ修正など)
       ↓

    • MA(BGM・SEミックス、最終音圧調整)
       ↓

    • 納品(ステレオ/5.1ch/配信用)

    整音で“聞きやすく”した音を、MAで“作品の一部として聴かせる”段階へ仕上げる――という関係です。


    整音・MAにかかる費用の目安

    ポスプロ業界の音声編集費用は、作品規模と納品形式によって大きく変わります。以下はあくまで一般的な相場感です。

    規模 内容 費用目安(税別)
    学生・自主制作短編(10〜30分) 基本整音+ステレオMA 5〜15万円
    映画祭出品・中編(30〜60分) 整音+効果音+MA 15〜40万円
    劇場公開クラス(5.1ch対応) フル整音+サウンドデザイン+MA 50〜150万円以上
    放送・配信向け長編 ラウドネス規格・国際基準対応 100〜300万円前後

    都内のポスプロスタジオでは、MAルーム使用料が1時間1〜2万円程度。整音エンジニアの作業費も含め、1日数十万円規模になることもあります。

    一方、近年では個人エンジニアやフリーランスの整音サービスが増えており、スタジオ費用を抑えつつ高品質に仕上げるケースも増えています。


    低予算でも“聴かせる映画”にするための工夫

    学生や若手監督にとって、最初から数十万円を投資するのは難しいでしょう。
    しかし、低予算でも工夫次第で「整った音」を実現することは可能です。

    1. 録音を丁寧に行う

    整音で直せる範囲には限界があります。
    ピンマイクやガンマイクを正しく使い、現場での“音の確保”を最優先にしましょう。

    録音専門の担当がいなくても、その場で音声のモニターチェックは必ず行う。(後で直せないノイズが入っていることも多い)

    2. 無料・簡易ツールを使う

    iZotope RXのElements版やAudacityのノイズ除去でも、基本的な整音は十分可能です。
    ただし、音声の上質な編集は経験値を伴うので、初心者がマニュアルを見てもうまくいかない場合も少なくありません。最終MAは外部に依頼する方が上映品質に近づきます。

    3. 外注を「部分的に」使う

    全編の整音を依頼するのではなく、
    「セリフ部分だけ」「ノイズの多いシーンだけ」など部分的に依頼する方法もあります。


    映画祭上映を意識するなら

    映画祭上映を想定している場合、**音量規格(ラウドネス)やチャンネル形式(5.1ch/ステレオ)**を意識することが重要です。
    音量が小さい・定位がずれる・BGMが浮く――これらの要因で審査員の印象を下げてしまうこともあります。

    映画祭レベルでの整音+MA外注であれば、20万円前後から現実的なクオリティを狙えます。
    上映を“音で落とさない”ためにも、ここはしっかり投資すべきポイントです。

     

    「映画祭に向けた整音・MAのおすすめ手順はこちら」


    整音・MAを外注する際のポイント

    1.目的を明確に伝える

     「セリフを聞きやすくしたい」「映画祭上映に耐える音質にしたい」など、具体的に要望を伝える。

    2.リファレンス音源を共有する

    参考にしたい映画や映像作品を一緒に提示すると、方向性が伝わりやすい。

    3.修正回数・納期を確認する

    後半工程になるほどスケジュールがタイトになります。事前に修正対応の範囲を決めましょう。


    まとめ:音の仕上げが「映画の完成」を決める

    整音とMAは、どちらも“音を磨くための重要なステップ”ですが、
    整音は素材を整える下地づくり、MAは作品としてまとめ上げる最終仕上げ――という違いがあります。

    音は「観客の感情を導く見えない演出」。
    セリフが聞き取りやすいだけでなく、空間の響きや間の取り方まで音でコントロールできれば、映像の説得力は何倍にも増します。

    低予算でも構いません。まずは、整音とMAの違いを理解し、作品の目的に合わせて音の仕上げを計画してみてください。
    きっとあなたの映画は、“音が生きている作品”へと変わるはずです。

     

    私の運営する✅ Hybrid Sound Reform では、学生映画・自主制作映画向けの 整音/MA外注プラン を用意しています。撮影現場のノイズ除去から映画祭向けの音量調整まで柔軟対応。
    短編から長編まで無料トライアルも可能です。

  • 新人映画監督必見!整音を外注するときに知っておくべき5つのポイント

    新人映画監督必見!整音を外注するときに知っておくべき5つのポイント

    映画制作の現場では、どうしても「映像」に意識が集中しがちです。しかし、観客の体験を左右するのはむしろ「音」。特にセリフの聞き取りやすさや音のバランスは、作品全体の完成度を大きく変えます。

     

    とはいえ、学生映画や自主制作では音声面に十分な予算や知識を割けないのが実情です。そこで重要になるのが 整音(せいおん)やMA作業を外注する判断。本記事では、初めて整音を外注する新人監督に向けて、知っておくべき5つのポイントをわかりやすく解説します。

    「映画祭に向けた整音・MAのおすすめ手順はこちら」

     

    整音・MAとは?外注する前に知っておきたい基本

    整音は、撮影現場で収録された音声を整理・調整し、観客にとって聞きやすく心地よい音に仕上げる作業です。ノイズ除去、セリフの調整、効果音の追加、音楽とのバランスなどが含まれます。MA(Multi Audio)はその仕上げ工程で、映像と音を最終的に合わせ込む作業を指します。

    プロの整音エンジニアは、収録時の不具合を補正し、作品の世界観を高める音作りを行います。映像だけでは伝わらない臨場感やリアリティを付加するために欠かせない工程です。

    ポイント1:整音外注の目的を明確にする

    最初に大切なのは「どのレベルまで整音してほしいか」を明確にすることです。

    • 最低限の整音:セリフが聞き取れるようにノイズを除去し、音量を均一化する。
    • 映画祭上映対応:ステレオや5.1chなど上映環境に合わせて全体を整える。
    • 商業レベル:効果音・環境音を追加し、音楽を含めて劇場基準に仕上げる。

    依頼の目的を整理することで、無駄な作業を省き、コストも抑えやすくなります。

    ポイント2:予算感を把握しておく

    ポスプロ業界の費用感は幅広く、知らないと見積もりの数字に驚くことになります。

    • 大手スタジオでの整音・MA:数十万〜数百万円(1時間1〜2万円のスタジオ費用+人件費)
    • 中規模作品(映画祭上映レベル):20万〜50万円程度
    • 学生映画や短編作品:10万〜30万円程度で最低限の整音が可能
    • フリーランス依頼:短編で5万〜10万円程度から対応してくれる場合もある。ただし、依頼時期はかなり余裕を持って相談すること。(はっきり言って、とてつもない作業量)なのでこのような価格で受けているエンジニアさんはボランティア的な側面が強いです。

    つまり「劇場公開レベルにしたいのか」「映画祭で最低限通用すれば良いのか」によって必要予算は変わります。事前に相場を把握しておくことで、現実的な交渉がしやすくなります。

    ポイント3:セリフを最優先で整える

    観客にとって最も重要なのは「セリフがはっきり聞こえるかどうか」です。音楽や効果音は多少不足していても、セリフがクリアであれば作品は成立します。

    整音を外注する際も、まず「セリフを聞きやすくしてください」と要望を伝えましょう。その上で余裕があれば、効果音や空間演出の追加を検討するのが現実的です。

    ポイント4:上映環境を意識した依頼をする

    シアター

    整音の仕上げは、上映環境によって大きく変わります。

    • 国内の小規模映画祭:ステレオ2.0で十分

    • 海外映画祭や劇場上映:5.1chサラウンド対応が必要になる場合あり

    • 配信用:YouTubeやVimeoに最適化したラウドネス調整が求められる

    外注先には必ず「上映予定」を伝えましょう。上映形式に合わせて最適な仕上げをしてもらえるためです。

    ポイント5:見積もり依頼のコツ

    外注を検討するときは、いきなり「いくらかかりますか?」と聞くのではなく、以下の情報をセットで伝えるとスムーズです。

    • 作品の尺(例:40分の短編)

    • 同録のマイク数(ラベリア×3,ガンマイク(mono)×1,サブ カメラマイク)など。
    • チャンネル数(ステレオか5.1chか)

    • 仕上げたいレベル(最低限の整音か、映画祭対応か)

    • 納期(上映や締切までの日数)

    これらを明確に伝えることで、外注先は無駄のない見積もりを出しやすくなり、予算オーバーを防げます。可能な場合は、依頼時と同じくaafやomfファイルで収録状態を見てもらうことも処理想定がしやすいです。

    まとめ:整音外注で作品の完成度を引き上げよう

    整音やMAは「お金がある映画だけの贅沢」と思われがちですが、実際には低予算でも依頼可能です。新人監督が意識すべきは、

    • 外注の目的を明確にする

    • 予算感を把握する

    • セリフを最優先に整える

    • 上映環境を伝える

    • 見積もりを具体的に依頼する

    • 制作実績がある場合は漏れなくアピール(面白い作品を作っている人なら関わってみたいというマインドを刺激する)

    という5つのポイントです。

    音が整った映画は、それだけで作品の印象が格段にプロフェッショナルに近づきます。観客や映画祭の審査員に好印象を与えるためにも、整音の外注を積極的に検討してみましょう。

    ✅ 私が運営している音声編集サービス Hybrid Sound Reform では、学生映画や自主制作映画に特化した整音プランを用意しています。無料トライアルや簡易診断も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

     

     

     

     

     

  • ボイスメモの使い方で変わる録音のクオリティ

    ボイスメモの使い方で変わる録音のクオリティ

    音声データの音質改善サービスを運営している山川@HSRです。

    裁判やトラブル解決の場面では、音声データが重要な証拠として扱われることがあります。しかし、録音のクオリティが低いと、反訳(書面として文字起こしできない)できずに証拠能力が認められない場合や、相手方との交渉で不利になる可能性も。この記事ではボイスメモを使いこなして高品質な録音を残す方法を詳しく解説します。スマートフォンを持っていれば誰でも実践可能な内容なので、ぜひ参考にしてください。

    ボイスメモ

    なぜ録音のクオリティが重要なのか?

    裁判で音声データを提出する際には、以下のポイントが重要視されます:

    音声の明瞭さ:録音された内容が聞き取りやすいこと。音が不明瞭だと信ぴょう性が疑われる可能性があります。

    編集の有無:録音が改ざんされていないことを証明できること。
    環境音の少なさ:余計な音が少なく、会話内容に集中できること。

    これらを満たすためには、適切な録音環境と機器の使い方が必要です。

    ボイスメモを活用する前に準備すること

    (1) スマートフォンの選定
    スマートフォンの標準アプリで録音する場合、機種によって録音性能に差があります。

    iPhone:標準搭載の「ボイスメモ」アプリは音質が高く、ノイズ軽減機能も優秀です。本当に重要な録音の場合は後からでも明瞭化処理が可能なデータ量が濃密なロスレスモードで録音することをお勧めします。
    Android:標準のボイスレコーダーアプリでも十分ですが、録音アプリを追加でインストールすることでさらに高品質な録音が可能です(例:Smart RecorderやHi-Q MP3 Voice Recorder)。

    (2) マイクの準備
    スマートフォンの内蔵マイクだけでも録音できますが、外付けマイクを使用することで音質を飛躍的に向上させられます。

    おすすめのマイク:ラベリアマイク(胸元につけるマイク)やUSBマイクは手軽で高音質。

    (3) 録音環境の整備
    録音環境も重要です。以下を意識しましょう:

    静かな場所を選ぶ:雑音が多いと内容が聞き取りづらくなります。
    反響を防ぐ:壁が硬くて音が反響する場所は避ける。自室の場合はカーペットやカーテンで吸音効果を高めるとよいです。

    高品質な録音を実現する方法

    (1) 録音時の設定を確認
    録音設定で音質を「高音質モード」に変更しましょう。
    サンプルレート(44.1kHz以上が推奨)やビットレート(128kbps以上が目安)を調整できるアプリなら、それらを設定しておくとさらにクリアな録音が可能です。

    (2) 録音位置と角度
    スマートフォンのマイクを話し手の方向に向け、20〜30cmの距離を保ちます。
    外付けマイクを使用する場合は、服や手でマイクを覆わないよう注意します。
    ボイスメモアプリやICレコーダーは卓上での録音が前提となっているため、会話を録音したいなら相手の口元から100cm以内に設置し、マイクを対象者に向けることが重要です。向きを間違えると話しているご自身の声がメインになってしまうケースも少なくありません。スマートフォンのマイク位置なども確かめておきましょう。ドラマなどで目にする足元のバッグに入れての隠し録音は、現実ではおおよそ上手くいきません。

    商談や離婚協議などで相手も同意しての話し合いなら、相手に録音許可をとり、堂々と卓上に置いて相手に向けることをお勧めします。

    (3) 録音開始前のチェック
    録音を開始する前に以下を確認:

    ・イヤフォンを接続し、周囲のノイズ(テレビや車の音など)がないか。試し録りする。
    人間の耳は自然と相手の声にフォーカスするので、その場で相手の声はよく聞こえていても、録音してみるとファミレス店内の音がクソうるさいというケースも少なくありません。


    ・録音時間を確保できるだけのスマートフォンのバッテリーと空き容量があるか。

    (4) 重要な会話を逃さないための工夫
    会話の重要な部分を逃さないよう、録音を早めに開始しましょう。
    必要に応じてメモを取りながら録音を進めると、後で編集や確認がスムーズになります。

    録音データを証拠として提出する際の注意点

    (1) データの保存とバックアップ
    録音データが失われないよう、複数の場所にバックアップを取ります。

    クラウドサービス:Google DriveやiCloudなどに保存。
    外部ストレージ:USBや外付けHDDにコピー。

    (2) データ改ざんの防止
    裁判で証拠能力を維持するためには、録音データが編集されていないことが重要です。録音後はそのままの状態で保存し、どうしても聞き取れない場合を除き、編集や加工は避けましょう。

    (3) 録音が法的に認められる条件
    日本では、相手の同意がなくても自分が会話に参加している場合の録音は合法とされています。ただし、録音が違法行為に該当しないか、事前に確認しておくことをおすすめします。

    実際の活用例

    例えば、不動産契約の交渉中に不利な条件を押し付けられた場合、その会話を録音しておけば後の証拠として活用できます。録音内容がクリアであるほど、相手に不正行為を認めさせる説得力も増します。その他、各種業者間のトラブル、離婚協議、パワハラ、セクハラ、内部リーク、小売やサービス業に対するクレーマー、恐喝など、ボイスメモはさまざまなシーンで効力を持つものとして活用されています。

     

    まとめ

    ボイスメモを適切に使えば、裁判や交渉において重要な証拠を残すことが可能です。スマートフォンの性能を最大限に引き出す設定やツールを活用し、高品質な録音を心がけましょう。また、録音データを安全に保存し、必要なときにスムーズに提出できるよう準備を怠らないことが大切です。あなたの行動が、未来のトラブル解決のカギとなるかもしれません!

    私が運営している「ハイブリッド・サウンドリフォーム」では聞き取りづらいボイスメモファイルのノイズ除去や明瞭化サービスも取り扱っています。裁判等で反訳できずにお困りの音声ファイルをお持ちの方がいましたら、お気軽にお問い合わせください。

     

  • グラミー賞ミキシングエンジニア10人が語る究極の音作り哲学とは?

    グラミー賞ミキシングエンジニア10人が語る究極の音作り哲学とは?

    プロの音作りに必要な要素とは?グラミー賞受賞エンジニアたちが語るミキシング哲学と、クリエイティブな音声処理の秘訣を紹介します。音楽制作の質を向上させたい方はレジェンド達が手がけた代表作品をリスニングしながら、彼らのポリシーを感じてみてはいかがでしょうか。

    1.マニー・マロキン(Manny Marroquin):感情に焦点を当てたミックスの魔術師

    グラミー賞を複数回受賞しているマニー・マロキンは、カニエ・ウェスト、リアーナ、アリシア・キーズ、ブルーノ・マーズといったトップアーティストとのコラボレーションで知られています。彼のミキシングの哲学は、技術よりも「感情」にあります。彼は音楽のすべての要素がリスナーに感情的な反応を引き起こすように、音の「深さ」と「広がり」を重視し、リバーブやディレイを効果的に活用して空間を作り出します。特に、リスナーが音楽の中に没入できる体験を提供するために、音の階層を丁寧に扱うことが彼の成功の鍵となっています。カニエ・ウェストの「Graduation」やジョン・メイヤーの「Battle Studies」などの作品で、彼の特徴的な技術が光ります​。

    2. マイケル・ブラウアー( Michael Brauer):ブロワリゼーションによるエモーショナルなダイナミクスの創造

    マイケル・ブラウアーは、コールドプレイ、ジョン・メイヤー、ボブ・ディランといったアーティストとの仕事で数々のグラミー賞を獲得しているミキシングエンジニアです。彼の特徴的な技術である「ブロワリゼーション」は、複数のバスを使ったコンプレッションによって、音楽に豊かな感情とダイナミクスを与えます。彼は楽曲の低音域に特にこだわり、聴き手に迫力と深みを感じさせるサウンドを生み出します。また、音楽が自然に「息をする」空間を作ることを心がけており、過度に圧縮しすぎず、アーティストの個性を尊重したミックスを提供します​。

    3. マリア・エリサ・アヤーベ(Maria Elisa Ayerbe):透明感とクリーンさを追求するハイブリッドミキシング

    ラテン・グラミー賞を受賞したマリア・エリサ・アヤーベは、アナログとデジタルを組み合わせたハイブリッドミキシングを得意としています。彼女のミキシング哲学は「透明感」と「クリーンさ」にあります。楽曲の各要素が互いにぶつかり合わないように、彼女は繊細なバランスを保ちながらミックスを行います。特に、bx_townhouse Buss Compressor や Black Box HG-2MS などのツールを駆使して、サウンドに深みと一体感を与える手法が特徴です。アヤーベはアーティストのビジョンを最大限に尊重し、その音楽的意図を完璧に具現化するために技術を駆使します​。

    4.ル・ディアス(Lu Diaz):エネルギーとビートを操るクラブヒットの職人

    ル・ディアスは、DJキャレドやピットブル、ビヨンセといったトップアーティストのミックスを手掛けるエンジニアであり、彼の作品には常に「エネルギー」が満ち溢れています。彼の哲学は、トラックの持つ「動き」と「勢い」を最大限に引き出すことにあります。クラブミュージックやラテン、ヒップホップの分野では、重厚なビートとベースラインを巧みに操り、リスナーに自然と体を動かしたくなるようなサウンドを提供しています。ディアスはまた、アーティストとの密接なコラボレーションを重視し、アーティストの個性とスタイルを尊重しつつ、彼らのビジョンを実現します​。

    5.クリス・ロード・アルジ( Chris Lord-Alge):パワーと正確さを重視したミックスの達人

    クリス・ロード・アルジは、グリーン・デイ、ミューズ、マイ・ケミカル・ロマンスといったロックバンドとの仕事で名高いエンジニアで、そのミックスは「パワー」と「正確さ」に特化しています。特に、ドラムやボーカルを際立たせるために、彼はSSL 4000 Gシリーズコンソールを使い、圧倒的なパンチ力を持つサウンドを作り上げます。彼の信条は、シンプルかつ効率的なアプローチで、トラックの本質を最大限に引き出すこと。楽器ごとに明確な分離感を持たせ、全体がバランスよく聞こえるように細心の注意を払っています​。彼自身をシグネイチャーされたプラグインもWAVESなどから発売され多くのTipsもネット上に溢れています。

    6.セルバン・ゲネア(Serban Ghenea):クリスタルクリアな商業サウンドの職人

    セルバン・ゲネアは、ザ・ウィークエンド、テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデなど、数多くのヒット曲を手がけるミキシングエンジニアです。彼のミキシング哲学は「クリアさ」と「バランス」にあり、どんなに複雑なアレンジでも、それぞれの要素が際立つように配置されます。ゲネアは、音の透明感を損なうことなく、楽曲全体が美しく調和するように、EQやコンプレッションを駆使します。また、彼の作品は、ストリーミングやラジオでの再生に最適化されたクリーンかつ透明感のある仕上がりが特徴です​。

     

     

    7.トニー・マセラティ(Tony Maserati):感情を伝えるミックスの匠

    ビヨンセやレディー・ガガ、アリシア・キーズなどを手がけるトニー・マセラティは、ミキシングを「感情を伝える手段」と捉えています。彼のミキシング哲学は、各楽器やボーカルが持つ感情を強調し、楽曲全体が一つの物語を語るようにすることです。Fairchild 670コンプレッサーやPultec EQP-1Aといったアナログ機器を使用して、温かみのあるサウンドを作り出すことが彼のスタイルです。また、リバーブやディレイを駆使し、楽曲に深みと広がりを与えています​。

     

    8.チャド・ブレイク(Tchad Blake):実験的なアプローチで独自の世界を作り出す

    チャド・ブレイクは、ブラック・キーズ、パール・ジャム、シェリル・クロウといったアーティストと仕事をし、その独創的なミキシングスタイルで知られています。彼のミキシング哲学は「実験と挑戦」にあります。ブレイクは、ディストーションやサチュレーションを大胆に使用し、楽曲に粗削りでありながらも魅力的な質感を与えます。彼は特に、Thermionic Culture Vultureのようなアナログ機器を使って、ハーモニクスを強調し、音に豊かな色合いを与えることに長けています​。

    9.アンドリュー・シェプス(Andrew Scheps):シンプルで力強いミキシングの極意

    アデルやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ラナ・デル・レイなどを手がけるアンドリュー・シェプスは、「シンプルさ」を追求したミキシングで知られています。シェプスは、ミックスの中で過度なエフェクトを使用せず、トラックの自然な音を生かすことを重視します。彼の特徴的な手法の一つは「パラレルコンプレッション」で、これにより音のダイナミクスを保ちつつ、パンチ力を加えることが可能です。パラレルコンプレッションによるアプローチを最大限に活用し、トラックのダイナミクスを維持しながらも音全体にパンチと厚みを加えることを得意としています。彼はあえてミキシングにおいて最小限のエフェクトを使用し、各楽器の本来の音質を尊重しながら全体のバランスを取ることに注力しています。加えて、シェプスは「イン・ザ・ボックス」(ITB)のミキシング手法を積極的に採用しており、デジタルツールの精度を最大限に活かしつつ、アナログサウンドに匹敵する音の暖かさと存在感を実現しています。彼の手掛けたアデルの「21」やレッド・ホット・チリ・ペッパーズの「I’m with You」などは、これらの手法が見事に活かされた代表例です。シンプルながらも力強く、エモーショナルなサウンドを創り出すシェプスのスタイルは、業界内外から高く評価されています​。

     

     

    10.デイヴ・ペンサード(Dave Pensado):創造性と革新性を追求するミックスの巨匠

    デイヴ・ペンサードは、ビヨンセ、クリスティーナ・アギレラ、ケリー・クラークソンなど、数々のトップアーティストとの仕事で名を馳せています。彼のミキシング哲学は「創造性と革新」にあります。ペンサードは、エフェクトやプラグインを伝統的な方法にとらわれず、斬新な使い方をすることで、常に新しいサウンドを追求しています。特に、エフェクトの重ね掛けを駆使して楽曲に深みと動きを加え、音楽が進化していく感覚をリスナーに与えるのが特徴です。また、ペンサードはアーティストとのコラボレーションを重視し、彼らのビジョンに寄り添いながらも、楽曲にさらなる感情的なインパクトを持たせるための技術を駆使します。彼の作業は常に進化しており、音楽業界での先駆者としての地位を築いています​。

     

    まとめ

    以上、グラミー賞受賞歴のあるトップミキシングエンジニアたちが語る、各々のミキシング哲学とその代表作を通じて見られるサウンドメイキングポリシーをご紹介しました。どのエンジニアも、技術と感情のバランスを保ちながら、自身の独自のアプローチで音楽の核心に迫っています。アーティスト自身の魅力や楽曲の良さはもちろんですが、ヒットの裏側にはサウンドのクオリティを支える超絶技術と感性を持ち合わせるミキシングエンジニアが必ずいます。

    私も仕事で若きアーティストのミキシングを手伝う機会も多いので、楽曲をシンプルに感じることから。レジェンド達のサウンドを研究したいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

     

  • iPhoneボイスメモ:聴き取りにくさを解消する効果的な改善策

    iPhoneボイスメモ:聴き取りにくさを解消する効果的な改善策

    iPhoneのボイスメモアプリは、日常のさまざまなシーンで非常に便利です。しかし、時には録音した内容が聴き取りにくいという問題に直面することがあります。ここでは、そのような状況を改善するための対策を紹介します。

    録音環境の改善

    静かな環境を選ぶ

    周囲のノイズが多い場所で録音すると、音声に雑音が入って聞き取りにくくなります。できるだけ静かな環境を選ぶことが重要です。日頃、友人と入るコーヒーショップやファミレスなどはその場では良く聴こえている会話でも、録音してみると周囲の会話やBGMなどびっくりするほどノイズが入っています。

    カフェでの会話

    録音時には、できるだけ静かな環境を選び、内蔵マイクや外部マイクを正しく向けることが重要です​​。裁判モノのドラマなどでバッグに入れた録音機シーンがあったりしますが、あのような使い方では綺麗に録音するのはほぼ無理。

    安価なICレコーダーやスマホで会話録音する場合は最大でもマイクから会話者まで100cm以内で録音するのが鉄則です。(政治家が囲み会見されているときの記者から伸ばされた手の位置)

     

    マイクの向きを意識する

    iPhoneマイク位置
    内蔵マイク位置

    iPhoneには複数のマイクが搭載されています。録音する内容に合わせて、適切なマイクを選ぶようにしましょう。

    • 内蔵マイク: 近くに音源がある場合は、マイク穴を音源に向けましょう。
    • 外部マイク: より高音質な録音には、外部マイクを使うのがおすすめです。
    • Lightning端子接続マイク: 高音質な録音だけでなく、長時間録音にも対応しています。

    録音ファイル形式の設定

    音質: 高音質で録音したい場合は、「ロスレス圧縮」を選択しましょう。ただし、ファイルサイズは大きくなります。

    サンプルレート: 人間の可聴帯域である44.1kHz~48kHzが一般的です。

    関連記事「重要な会話の録音は非圧縮かロスレス圧縮ファイルで」

     

    録音ファイルの名前変更と検索

    分かりやすい名前をつける

    録音した日時や内容が分かるように、ファイル名に適切な名前をつけましょう。例えば、「20240211_会議メモ」「20240212_講義_〇〇先生」のように命名すると、後から目的のファイルを見つけやすくなります。

    文字起こしの利用

    音声認識機能

    iPhoneには、音声をテキスト化する「音声認識」機能が搭載されています。聞き取りにくい部分や、後で内容を確認したい場合は、文字起こしを活用しましょう。

    文字起こしアプリ

    より精度の高い文字起こしを求める場合は、専用のアプリを利用するのもおすすめです。

    ノイズのカット

    iOS 14以降の機能

    iOS 14以降では、ボイスメモアプリにノイズカット機能が追加されました。不要な背景音を軽減し、音声の聞き取りやすさを向上させることができます。ただしあくまでも簡易自動処理されるため、酷いノイズには対応できません。

    ノイズカットアプリ

    より高度なノイズカット機能を求める場合は、専用のアプリを利用するのもおすすめです。

    専門的な音声編集

    プロ用ノイズ除去アプリRX

    音声編集アプリ

    上記の方法を試しても改善されない場合は、専門的な音声編集アプリを利用して、音質調整やノイズ処理を行うことができます。ただし、こちらは使いこなしに一定以上のスキルが必要です。

    音声編集サービス

    自分でノイズ除去編集するのが難しい場合は、音声編集サービスを利用することもできます。ただし、素人に毛が生えた程度の個人クリエイターや、適正価格以上に高額な業者も存在します。私が運営するHybrid Sound Refoem.comでは事前に無料で改善効果が試すことができ安心してご利用いただけます。

    まとめ

    iPhoneのボイスメモは、ちょっとしたメモから重要な会議の録音まで、幅広い用途で活用できます。今回ご紹介した方法を参考に、音質を向上させ、効率的に整理することで、ボイスメモをより便利に活用しましょう。

     

  • Rework with「ハナミズキ」にREMIXで参加! 結果はいかに?

    Rework with「ハナミズキ」にREMIXで参加! 結果はいかに?

    Reworksハナミズキとは

    2023年、一青窈さんによる国民的ヒット曲「ハナミズキ」のレコーディング素材を参加者が自由に使って、サブスク配信リリースできるという二次創作楽曲プロジェクトが「Rework with「ハナミズキ」です。

    公開されたパラデータ(楽器や歌、コーラスが別々に録音された素材)を使用して、自分のスタイルで「ハナミズキ」を再表現するという趣旨の企画。そんな企画に編曲家とサウンドエンジニアの両方の立場でチャレンジしてみました。

    ヒットソングのパラトラックを拝む機会はほとんどない

    楽曲パラデータを活用したミックスコンテストは、スキル試しにチャレンジすることもあります。しかし、誰もが知るような国民的ヒットソングがその対象になるケースは珍しく、サウンドエンジニアとして個別トラックの作り込まれた音を聴いてみたいという興味が先行したのが応募のきっかけ。

     

    ベーシックなバンド編成+ストリングスセクション

    で構成された、武部聡志氏によるシンプルで美しいアレンジ。デジタルチックな打ち込みセクションはなく、アコースティックピアノを軸に全て生楽器(エレキギターは入ってます)のトラックはまさにJ-POPスタンダードと呼べる安定感と完成度を誇っています。

    リヴァーブやディレイなどの空間系エフェクトはカットされたパラデータはとても貴重で、第一線で活躍するプロエンジニアのスタジオワーク。定番的ながら生ドラムのルームトラックのアンビエンスや、温かみと強さを持ち合わせたは各トラックはそのままミックスしても充分に楽しめる素材でした。

    一青窈さんのボーカルを再定義したスペイシーリミックス

    」

    こちらが私がリミックスしたトラック。各種サブスクでも配信していますので気に入った方はフォローいただけると嬉しいです。

    楽曲の基本構成は変えずに、2023年スタイルの新たなスタンダードを生み出そうというコンセプトでリアレンジに近い形で仕上げました。

    私はCera-MiXXという名義でオリジナル音楽作品も発表しており、折角ならそれらのテイストも織り込みたいと、スペイシーな音世界を目指しました。

    企画の仕様上、バージョン名は入れられなかったのですが

    「ノスタルジー・スペイシーミックス」

    というイメージ。

    ボーカルトラックに超ロングリヴァーブを適用。

    Korg Opsix Nativeによる郷愁をイメージするフレーズからインスピレーションを受け、
    時空のうねりを感じる音世界を構築。

    サウンドとしてのリファレンストラックとしては

    カニエウエストやTHE SPELLBOUNDなどリヴァーブを積極活用して音響世界に拘っている作品の影響下で仕上げています。

    使用したオリジナルパラトラック

    ・一青窈さんのメインボーカル
    ・コーラス(カットエディット)
    ・アコースティックギター
    ・ストリングス(一部チョッピング)

    使用音源・プラグイン

    ・アレンジ&マスタリング  Nuendo13
    ・ミキシング        ProTools Studio

    <SYNTH>
    KORG Opsix Native / Modowave Native
    U-he Diva
    Spire
    IK Multimedia Sample Tron
    IK Multimedia Hammond B-3X

    Native Instruments Massive X
    Native Instruments Kontakt7

    など。

    その他、エレキギターも自らの演奏でダビング。

     

    優秀作品の結果は?

    優秀作品は日本テレビ「SENSORS」の番組にて取り上げられる可能性があるとのことです。

    ぜひどんな二次創作作品が評価を得たのか気になるところ。

     

    最終結果

     

    【TuneCore Japan賞】Cat Fighter

    現在形のエレクトリックサウンドにうまく融合されたリミックス。こういう今の音を感じるリミックスがこういう企画には合うようですね。カッコいいです。

    【SENSORS 賞】田島ハルコ

    こちらは自ら歌唱した元気いいバージョン。ボーカルエディットもボカロ世代的な積極的な雰囲気もあってクールです。

    【一青窈 賞】HUSKYakaDaNas

    サビの部分を利用したラップバージョンはすぐにアイディアになりそうな感じですが、しっかりと形になっていますね。一青窈さんもいつか共演したいとのことでした。

     

    メジャー楽曲のリミックスや二次創作企画はこれから少し盛り上がりそうな気運がありますね。自分の制作バージョンも僅かながら再生があり、収益も発生してました。創作本人だけではなく二次創作したクリエイターも売名になったり、その結果でフォロワが増加する取り組みとなればインディペンデントアーティストもチャンスが広がりそうですね。

     

     

  • MIX師選びのポイント|歌い手が知るべきミックスマスタリングの重要性とMIX師の選び方

    MIX師選びのポイント|歌い手が知るべきミックスマスタリングの重要性とMIX師の選び方

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    MIXMASTERING「歌ってみた」動画が人気を集める中、音源のクオリティが高くなることで、より多くの人々に愛されるようになってきました。その際に、ミックスマスタリングとMIX師の選び方が重要なポイントとなります。今回は、歌い手が知るべきミックスマスタリングの重要性と、MIX師の選び方についてお伝えしていきます。

    ミックスマスタリングの重要性

    「歌ってみた」動画のクオリティを上げるためには、ミックスマスタリングが欠かせません。ミックスマスタリングとは、録音された音源を編集し、バランスの良い音楽に仕上げることです。例えば、歌声が聞こえにくい、バックトラックが大きくて歌い手の声が埋もれてしまっているといった問題を解決するために行われます。

    ミックスマスタリングには、EQやコンプレッサー、リバーブ、ディレイなどのエフェクターを使用します。それぞれのエフェクターを使い分けることで、音楽に奥行きや立体感を与えることができます。また、ミックスマスタリングは、リスナーの耳に快適な音楽を届けるためにも必要です。バックトラックが大き過ぎる場合、リスナーは歌い手の歌声が聞こえにくくなり、聴き疲れを感じてしまうかもしれません。

    ミックスマスタリングの注意点

    ミックスマスタリングには、注意点もあります。例えば、エフェクトのかけすぎには注意が必要です。エフェクトをかけ過ぎると、音が不自然に聞こえたり、音量バランスが崩れたりすることがあります。また、ミックスマスタリングは、音楽のジャンルや曲の雰囲気に合わせて行う必要があります。ジャンルや曲の雰囲気に合わせて、エフェクターの使い方を工夫することで、より良い音楽に仕上がります。

    MIX師の選び方

    ミックスマスタリングを行うにあたり、MIX師を選ぶことも重要です。MIX師は、ックスマスタリングを専門に行うプロの音楽家です。MIX「歌ってみた」動画が人気を集める中、音源クオリティが爆上がり。多くの人々に愛されるようになってきました。その際に、ミックスマスタリングとMIX師の選び方が重要なポイントとなります。今回は、歌い手が知るべきミックスマスタリングの重要性と、MIX師の選び方についてお伝えしていきます。

    ポートフォリオを確認する

    MIX師を選ぶ際には、ポートフォリオを確認することが大切です。ポートフォリオとは、MIX師が手がけた音楽の一覧です。ポートフォリオを確認することで、MIX師の実績やスキルを把握することができます。また、ポートフォリオを見ることで、MIX師が手がける音楽のジャンルや演奏者とマッチしているかどうかも確認することができます。

    コミュニケーション能力が高い人を選ぶ

    仕事しやすい人

    MIX師を選ぶ際には、コミュニケーション能力が高い人を選ぶことが大切です。MIX師は、歌い手の要望や意見を取り入れながら、ミックスマスタリングを行います。そのため、コミュニケーション能力が高いMIX師であれば、歌い手の要望を理解し、より良い音楽に仕上げることができます。その他、連絡がクイックだったり、ステムデータ等の扱い方、細かな補足を加えより良い作品にしたいという姿勢の人なのか否かも選択のポイントです。またリファレンス音源(自分の楽曲をこうしたいという参考音源)を確認しないMIX師は自身の音作りの範疇でしか対応できないケースが大半。相手のスキルを見極めるポイントです。

    価格設定を確認する

    MIX師の価格設定は様々。これから技術をスキルアップしたい無償対応の高校生も存在しますが、MIX師によっては高額な料金を設定している場合もあります。歌い手が予算内でMIX師を選ぶためには、価格設定を確認することは必須。価格設定は、MIX師のスキルや実績と比例する場合があります。高額なMIX師であれば、プロのような高品質なミックスマスタリングが期待できる場合もあります。作品を発表する頻度やご自身の予算はシビアに検討した方が失敗がありません。

    【まとめ】

    「歌ってみた」動画が人気を集める中、ミックスマスタリングとMIX師の選び方が重要なポイントとなっています。MIX師の選び方には、ポートフォリオの確認やコミュニケーション能力、価格設定などがあります。歌い手がこれらのポイントに注意し、適切なMIX師を選ぶことで、より良い音楽を生み出すことができるでしょう。