
録音物や動画の音声トラブルを救済するサウンドリフォーマーの山川です。
2020年より本格的なYouTubeチャンネルを構築すると決意しました。7日目の本日も身のまわりの音声素材を収集しまくってます。
昨年、ショートムービーの「効果」を 初めて 担当した際、ライブラリーで見つけきれなかった「居酒屋のガヤ音」。一見価値がなさそうな YouTubeの動画に助けられました。その利便性を感じ、意図的に効果音を集めた効果音チャンネルが運営できないかと考えました。
(さらに…)


フリーランスで音声・動画データの修復や改善を手掛けるサウンドリフォーマー山川です。アマゾンの12月のサイバーマンデーは色んな商品に目がくらみ、来年度に向けた機材投資でいつも散財。先日も高音質スマートスピーカーecho studioを購入しちゃいました。
一度に多くの商品を購入すると全部が同じ場所から出荷されず受取りが面倒です。
出荷の多くはAmazon配送センターやクロネコヤマトですが、商品によってはその他の配送業者や海外発送の場合もあり時間帯指定ができない商品もあります。
先日、プリンター用のコピー用紙が切れ、アマゾンでポチりました。
外出スケジュールも入っていて、受け取りタイミングを迷っていると
見慣れていない「置き配」という選択肢があることに気づきました。

「置き配ってなんだろう?」とクリックしてみると、下記の画面が。

要は家の前に放置して置いていくということね。配送業界での人手不足が深刻化するなか苦肉の策?でも考えてみれば利用側としても使い勝手がよくシンプルにアリだと思いました。
流石に高額の家電などは人に手渡ししてほしいですが、安価なものや消耗品はこれでいいかも。 我が家は閑静な住宅地にある一軒家。庭に止めた自転車にカギをかけない。
ご近所はほぼ顔見知りだし比較的に治安が良い場所だし。
外出先から帰宅すると玄関のすみに、数メートル先にある門から目立ちにくい場所に
段ボールが置いてありました。べつに受け取れれば問題なし。再配達の電話やメールも必要なく便利です。
なんと、Amazonが保証してくれるそうです。

なんてすばらしいのでしょう。でも、お隣の顔を知っていても流石にマンションやアパートだと使う気は起きないかもですね。コンビニ受け取りなどのほうが安心かも。
クロネコヤマトの場合は受け取りサインは必須ですが、最近Amazonから直で届いた便は受け取りサインがない配送も増えました。おそらく置き配に関連するルール変更なのかな?
置き配を利用してみて、良かった点、悪かった点などあったら、お気軽にコメント欄でエピソードを紹介してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


Amazonのブラックフライデーからサイバーマンデー。
お得なものに目が留まりまくり、ついつい無駄遣いしてしまう年末。
その中でも興味を引いたのが音にこだわったという「Echo studio」を予約購入。
セッティングして3日目。マジで最高。
僕はプロの音声エンジニアですが、音フェチを満足させる音質もさながら、新感覚の便利デバイスを手に入れたと感じました。
リビングに置くスピーカーして導入。朝は迷わずテレビをつけていたルーティンにいきなり変化が。
一人暮らしの朝は着替えたり、コーヒーを入れたり、お弁当を仕込んだりと慌ただしい。テンションの高いBGMを流すのもいいけど、「アレクサ、ニュース聴きたい」って話しかければNHKを流してくれる。「アレクサCNN」と話しかければアメリカのニューストピックもすぐに確認できます。
リビングにはラジオがなかったから、「アレクサ、J-WAVEかけて!!」っと話しかけてみた。そのままスムーズには再生できない。でも、すぐにアレクサが「Radico(ラジコ)と接続してもよろしいでしょうか?」と訪ねてきます。自分で解決できない場合は連携するリソースを自ら提案してくれる。普通にラジコで受信できるFMも問題なし。
そんなのスマホでやればいいじゃん。と、言いたくなりますがこれがechoシリーズの肝。スマホは濡れた手だと入力しづらいし、Siriに話しかけるにもやはりボタンは押さなくちゃならない。
キッチンで洗い物している最中とか、授乳中のママとかでも声さえ出せればアレクサ(echoのこと)が反応してくれます。料理レシピとかもタイミングよく話してくれれば、滅茶苦茶使えそう。この手の音声対応の次世代アプリを開発している賢いIT企業がいるにちがいない。(もうあるのかな?教えてください)
もちろん、掃除をしたりプラモを作ったりしている間にググりたいことも話しかければ指を使うことなく検索し、答えてくれます。こちらが話しかけた言葉がアレクサに理解できないこともありますが、繰り返し使う言葉はどんどん反応が良くなります。
はじめてスマホをゲットした時のような、道具としての新感覚を覚えます。
Daigoやホリエモンなど話題の本やビジネス書などが音声で聞けるAudibleというサービスも気になります。プロの声優やナレーターが話題の本を読み上げてくれるサービスとのこと。これもながら聴きできる方には大きなメリットです。

昨年末にAmazonのFire TV Stickを導入。無料視聴できるアマゾンプライムの映画やアニメなど、これまでパソコンの前で張り付いてみていたコンテンツをリビングで楽しむ機会が増えました。仕事柄、パソコンにはハイスペックのオーディオインターフェースからスタジオモニターへ出力。仕事部屋では高音質で楽しんでいたのですが、リビングにはその環境が ない。
リビングでは古いスタジオモニターをプリメインアンプ経由でつないでいましたが、テレビボードの扉を開き、頻繁にアンプの電源を入れたりするのはいがいと面倒です。
Fire TV Stickで楽しむコンテンツのテレビ増設スピーカーで適当なものがないかと思っていたところにレコメンドされたのが「Echo studio」でした。
シンプルに良いです。個人的な感覚では高級カーステレオのような音像。少し低域がどっしりしてゴージャス目の音です。Studioと名付けるだけあって、そこらのBluetoothスピーカーよりも全然クリア。
特にボーカル帯域のリヴァーブ(残響成分)がテレビスピーカーと違いとてもハッキリ聞こえます。若いころ初めてソニーのスタジオ定番ヘッドフォン(MDR-CD900ST)を使った時の感覚に近い。Fire TV StickはYouTubeとも連動できるのですが、いつもTVやスマホで何気に聴いているユーチューバーの声がこんなエコーがあったのかと気づくほど。
Echo studioはセッティング時に部屋に合わせて適応、置かれた部屋の音響特性を自動的に検出し、適した音が再生されるとのこと。スマホ+ヘッドフォンでしか音楽を聴かない方はこのスピーカーで体験すると好きな音楽ジャンルが変化するかも。
これからの予定は不明確ですが、3Dミュージックコンテンツも充実していくとのこと。AmazonMusicの3Dプレイリストから数曲プレビュー(ビートルズもあった)してみましたがイマイチ通常楽曲との差がわかりませんでした。試聴位置や楽曲を変更し、追って試してみたいと思います。
複数スピーカーを組み合わせての使用法もあるとのことなので、3Dミュージックについてはもう少しこれからの情報を仕入れたい。
ちなみに結構な低音が出ます。木造建築の賃貸物件にお住まいの方にはお勧めしません。鉄筋コンクリートでとなりの住人の声が一切漏れない部屋ならありだと思います。音量もかなり出ます。ホームパーティーでダンスミュージックをプレイすればアゲアゲになること間違いなし。

「アレクサ、マイルスデイビスかけて」と、アーティスト名やジャンルを呼びかけると、基本的にはamazon musicのベスト盤 プレイリストの楽曲がシャッフル再生されます。
僕はSpotifyユーザーなのでお気に入りのアーティストやプレイリストはそちらのほうが使い勝手が良いです。その場合は「アレクサSpotify」といえば接続してくれます。
※19/12/12追記 「アレクサ、スーパーグラス(UKのロックバンド)かけて」と言ったら、「Spotifyから再生します」と答えてスタートしました。Amazon Musicにないカタログは別のアプリに接続して再生してくれました。
iPhoneで自分が聞いていた場所から再生されます。曲を選ぶにはスマホでやらなきゃいけない感じなのでBluetoothスピーカーみたいな使い方になります。Apple Musicとも繋がるそうですがおおよそ使い勝手は同じくらいと想像。
流すコンテンツや曲によりボリュームコントロールはまめに行いたいもの。
音楽を聴いていたバランスでニュースを再生すると少し大きすぎます。この場合も音声で「アレクサ、ボリューム下げて」っていう指示には対応してくれます。
声の指示でボリュームコントロールはなかなか気持ちいいバランスに落ち着かせるのは難しいけど、色々試行錯誤していたらアレクサが「ボリューム設定は10段階です」と、教えてくれました。なので「アレクサ、ボリューム3」と指示したらきっちりそこに合わせてくれました。
僕もスマートスピーカーなんていらないと思っていましたが、思ったより楽しい。何よりも洗い物とか、コーヒー淹れているときに声で操作できるのが快適。未来の生活スタイルにちょっと近づいた感覚。音にうるさい自分にとっても期待値を超える音質だったし、いい買い物でした。
アレクサの声って秘書みたいで良いのですが、声を選べるサービスがあったらいいんですけどね。J-WAVEで番組を持っているクリス智子さんの声が大好きなのでそういうオプション選択肢があったら買ってしまいそうです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
音楽Hi-TeQ

日々「ノイズが耳障りだ」「録音データの声が聴きづらい」「音割れを修復してほしい」など、プロアマ問わず問題のある音声を修復したり改善したり、音楽作品の制作サポートしたりしていますが、最近は自主製作系の映画の音声(整音や調音)をお手伝い機会が増えています。
カリスマ美容師を目指す主人公が静岡を離れ東京への転職が決まる。そんなタイミングで入退院を繰り返す破天荒な母に翻弄されながら、病院で出会った大道芸人を通し変化する「心」を静岡の風景とともにみずみずしく描いたショートムービー。
監督自らカメラを回す1カメ中心のドキュメンタリーに始まり、小規模なドラマの問題カット「お芝居中に混入したバイクのエンジン音除去など」の整音など、映画作品での整音をお手伝いすることが増えています。
僕はプロアマ問わず様々な音声編集や音質改善を生業としており、ほとんど聞き取れない、ノイズだらけの耳障りな音源を相談されることも少なくありません。多くの人に観覧してもらうことが前提の映画は音もハイレベルな品質が求められ、映画に使用するカットの音声には細かなノイズ処理が必要です。特に野外ロケが多い作品は周囲の騒音対策やカットごとの違和感のないミックスが求められます。
「効果」のクレジットは初めて。関根 俊夫 監督や編集担当の山本 彩加さんにサポートもいただきましたが、飲み屋でのガヤ音や港での船の汽笛・エンジン音など、あえて絵に必要な環境音を付加する作業は新鮮でした。
この作品は釣りバカ日誌シリーズなどを手掛ける関根俊夫氏が、監督・脚本を手掛けるもの。元々、人口流出の問題に関連した町おこしのための動画配信等を目的としていたようですが、話が膨らみショートムービー制作へ移行したそうです。クラウドファンディングも利用し、予算的には小規模ながら裏方スタッフは最低限のクオリティを確保しています。その映画制作のワークフロー、品質の着地点を体感できたことはとても貴重な経験です。
映画は収録した映像・音声素材( ピンマイクやアンビエンス音 )BGMや効果音、ナレーションなど複合的な要素があり、
様々なノイズ除去や音質調整により作品のグレードが左右します。音楽作品のミックスマスタリング、ナレーションの補正など、当方のスキルが総合的に扱え、多くの作業が伴うものの、音職人としてやりがい満載でした。
ノンリニア映像編集ソフト(Finalcut/premiere/ediusなど)内で使用しているオーディオトラックを情報を保ったままマルチトラックで書き出せるフォーマット方式。映像編集プロジェクト内のクリップ位置や音量、フェード情報も反映されており、MA・整音などの音響エンジニアに渡して作業するのに便利なメーカーを横断したファイル規格です。 映像編集のソフトから書きだし、MA・整音へ依頼するワークフローが小規模映画製作では一般的なようです。
ハイブリッド・サウンドリフォームはもともと素人コンテンツのノイズ除去やライブ音源のマスタリングからサービスをスタートしており、大規模なポストプロダクションスタジオを所有していません。しかし、最新の音響解析ツールなども駆使し、6畳部屋の5.1chシステムも導入。今では劇場公開作品も手がけています。
NYのスタジオエンジニアもスキルを認める整音技術を持ち合わせております。今回は映画の音声マスターミックスも担当しました。ぜひ、コストパフォーマンスを追求するクリエイターからのご相談をお待ちしております。

専門知識がない一般の方も録音や動画データの雑音が気になるときがありますよね。そんな時にどうするべきかの選択肢を紹介します。

1、機材マニュアルを確認し、「ノイズキャンセラー」や「ローカット(リンク)」の機能があればオンにします。
あらかじめ騒がしい場所などで録音しなければならない場合、これらを事前にオンにしておくことでいやな雑音をある程度軽減できます。
2、収録機器(レコーダーやビデオカメラ等)にイヤフォン、ヘッドフォンなどを接続し、収録音質を確認しながらうるさくない場所を選びます。
画像や映像はモニターで「いい絵」を探しますよね?音もきちんと確認すればいいポイントを見つけることは可能です。
(参考リンク)ICレコーダーをシーンに応じてセッティング
PCやスマートフォンの内臓スピーカーは「とりあえず」聞くための低解像度のチープなものが多いので、会話や講演会を録音して内容が聴き取りづらい場合は、まず初めに音楽用のヘッドフォン、イヤフォンを接続して聴きます。小売価格8,000円を超えると音の解像度も高く、これまで切り取れなかった音が聞き取れるケースも多数です。
(そもそも大丈夫?)音声・動画の大容量データ共有方法(iPhone)
動画編集アプリ各種にはイコライザーは標準搭載されていますが、音声データならiTunes等の音楽プレイヤーで再生することも多いでしょう。雑音状態にもよりますが、それらのアプリに搭載されるイコライザーを調整することで聞きやすさが改善できることもあります。
低域には人間の耳にはほとんど聞こえない振動(パワーが強くて聞こえずらい音)が多く含まれているため、それらを取り除くだけでも全体的な音抜け改善が期待できます。
環境音や人が喋る動画などは80~100Hz以下を思い切ってカットしてみましょう。音楽コンテンツでも30~85Hz付近までカットすることで音抜けが改善されます。
4kHzや8kHzの周波数をピンポイントで1~3dBくらいカットすると、高域の耳障りな部分を抑えることができます。カットしすぎると「音がこもり」ぬけの悪い音になるますので、極端なカットは避けましょう。

AudacityというフリーDAWソフトをノイズ除去に使用している人は少なくありません。多機能なのでオーディオ編集の基礎知識は必要。インスタントに使うには敷居が高いですが、パソコンで多種類のアプリケーションを扱いなれているスキルのある方はインストールして試してみる価値はあります。ノイズ成分解析してカットする機能など高精度で雑音軽減が可能です。
更に精度が高い処理を目指すならプロクリエイターが日常的に使用するアプリで本格的な修正を行いましょう。
・Audition( Adobe )
AdobeのCreative Cloudコンプリートプランで使用できるAuditionは映像周りの音声編集に特化されたアプリケーションです。YouTube等にも使用方法が多数掲載されていますので、ノイズ成分をキャプチャーしてざっと除去できる機能などは覚えていて損はありません。
・RX-6(iZotope)
現在、オーディオ修復やノイズ除去などで最も強力なのがiZotope社のRXというアプリケーション。少し前のバージョンになりますが、こちらのブログ(音声ノイズ除去アプリは難しいけど相当すごい)に大まかな機能を紹介しています。各種DAWとの連携もでき、音楽コンテンツの緻密な補正も可能です。
録音データのノイズ除去を依頼できるサイトもいくつか存在します。ご予算があるようならプロに頼むのも選択肢のひとつでしょう。裁判で使用するボイスレコーダーの音声を明瞭にする、音楽演奏を綺麗にするなど一般の方が手を出しにくい編集も対応できるようです。
ハイブリッド・サウンド・リフォーム (無料トライアル有り、比較的安価)
千葉音声研究所 (高額、一般人利用不可)
雑音除去.com (診断料有り、高額)
いかがだったでしょうか。スマートフォンなどで手軽になった録音。音声データの扱いはいがいと難しく、期待通りの結果が得られないことは多いです。使用するスピーカーやヘッドフォンにより体感値が大きく異なり、上記に紹介したほとんどのケースでは一定以上のモニター(音を聞き取れる)環境が必須。録音時にヘッドフォンを通して「収録する音」を確認しながら録音することが最も確実な手段です。
私が運営している音質改善サービスは音声データをネット送信できる場合、無料診断できます。お気軽にオフィシャルサイトからお申込みください。

世界的ヒット曲を数多く手掛ける、ニューヨークのマスタリングスタジオ「スターリング・サウンド」。
2014年のSound & Recordingマガジンの企画で当時の在籍エンジニア6名が特集されていました。
5年経過した現在においても、最終工程に使うのはiZotope OZONEやWAVESのプラグインが主流。それはトップエンジニアも例外ではありません。しかし一般クリエイターのマスタリング環境と最も違うのは厳選されたアウトボードが充実したスタジオ環境。その多くはなかなか所有できない高価な機材。最新版Ozone8ではAIによる自動マスタリング機能も便利ですが、より高みを目指すにはトップエンジニア御用達ハードウェアのエミュレーションプラグインを手に入れたいものです。
その前にモニタースピーカーの性能を充分に引き出すのセッティングをしたり、楽器ごとの周波数帯域の感覚を身につけておくことも重要です。
Manley Massive Passive EQ
筆者もUADのプラグイン版を所有しています。スターリングサウンドのエンジニアもメイン卓にセッティングされている人が2名ほど。過激にイコライジングしても音色のエッセンスを損ないません。チューブ独特の暖かい丸みのあるエッセンスが特徴的。
まさにマスター用のEQ。サイデラマスタリングにもハードウェアが常設されていました。日本国内ではほとんどブログに書く人も少ないようです。
パリッと透明感のある音色。マスタリングに使うイコライザーはどれも本当にナチュラル。Massive Passiveと比べて硬質でキレがある印象。
上記の動画チュートリアルもそうだが、どちらかといえばミキシングのトラックに活用する印象が強いAPI550ですが、スターリング・サウンドのエンジニアのメイン卓にセットされていたりします。サンレコの取材では550Mでした。APIは卓も含め独特のコシというか抜け感があるのでその音がマッチする音楽があると想像します。
イコライザー系はまだアウトボードも多いですがコンプレッサー、リミッターにおいてはデジタル処理が増えている傾向のようです。その中でもスタジオで目立っていたのがMANLEY。イコライザーもそうですがモダンアウトボードの位置づけなんですかね。上品な滑らかな出音ですね。
いかついルックスのシャドーヒルズ。とても高額のアウトボードとのことで、実機に触れる機会はありません。こちらのプラグインは所有していますが、とっても自然にピークを削ってくれるのでマスタリングの仕事の際にはファーストEQの後に必ず刺しています。今後、MANLEYを導入して使い分けてみようかな。sleepfreaksさんがとっても丁寧に解説してくれています。
いかがだったでしょうか。EQはその他FOCUSRITE blue315や TG12345 Curve Bender EQ なども見受けられました。2019現在、デジタルEQもFABFILTER ProQ3などトップエンジニアに支持されている人気プラグインも定番化しており、アウトボードの位置づけも変化の過程にあるといえます。よりナチュラルで「味がある」スパイス的な役目が継続されていくのかもしれませんね。紹介したエフェクターはトップエンジニアならではのグレード感や洗練された質感を演出する高級アウトボード。ぜひ庶民クリエイターはプラグインでそのエッセンスを楽しみ、ハイグレードな音楽制作を続けましょう。


騒がしいカフェやファミレスでミーティングや大事な話し合いをすることはありませんか。忘れないようにボイスメモとしてICレコーダーやスマートフォンに録音すると、周囲のノイズが大きく内容が聴き取れないというお悩みは多いようです。そんな聴きづらい会話を改善するのに適したプラグインがDialogue Isolate(ダイアローグアイソレート)です。
Dialogue Isolate は先端の音質改善ツールiZotope /RX7 Advancedに搭載されたプラグインモジュールです。騒がしい音声素材の会話を人ごみ、通行音、足音などのザワザワとしたバックグラウンド・ノイズから分離する機能に特化しています。
iZotope RXオフィシャルガイドより
ダイアログアイソレートは、ディープラーニングを使用しており、多大な話声とノイズを教え込むことにより、スペクトログラムにおける時間/周波数のビン毎の話声の割合を自動的に認識することが可能となりました。ラーニングを終えると、入力信号を処理し、それぞれ個別にレベル調整ができる形で話声とノイズ成分に分離します。
例はかなり極端に除去しているので少し違和感があり、ドラマや映画作品には厳しいかも
僕が手掛ける音質改善サービスではファミレスなどのうるさい場所で録音された「もめ事」の記録が全然聴き取れず、何とかしてほしいという相談を多く頂きます。そんなときに大活躍します。酷い場合は複合的に他の処理も当然加えますが、野外ロケの映画作品や展示会場での現地インタビューなど用途は多岐にわたり、映像作品を手掛ける動画クリエイターは押さえておきたいプラグインです。
筆者はRX7Advanced(2019.1時点最新版)を使用していますが、バージョン前の6と比べても精度が増したような気がしています。RXは専門に使い倒すプロ以外の人にとって、やや高価に感じるソフトウェアですが、バージョンアップするたびにこれまで苦労していた作業が自動化されるツールが必ず一つは追加されています。まさにAI時代の先端と感じます。
当サービスには騒がしい居酒屋での会話など、かなり酷い状態の音源も多くご相談いただきます。そんな場合、様々なプラグインエフェクトを複合的にブレンドしても「騒がしい場所での音声を少しでも明瞭」にするのは難しい場合があり、ギブアップすることあります。(ボイスメモの採用率は60%前後)
一定のクオリティを意識して収録した、映画作品やプロカメラマンが手掛けた記録映像における音質改善(整音)は高精度な修復クオリティで納品させていただいております。ぜひお気軽にご相談ください。

ロケ先での撮影や音楽演奏の記録などでは稀に現場の反響音が気になる場合があります。既に録音された音源での残響(リバーブ)成分の除去は、これまで意図的に後調整するのは難しいとされてきました。
しかし、iZotope社のオーディオ修復ツールRXではDe-reverbというリバーブを除去できるプラグインモジュールが搭載されています。スタジアム級の巨大な響きを小さなホールのような音に変化させることや、空間的なボーカル成分から空気感を除去することが可能です。また最新版の上位モデルRX7Advancedには会話に特化されたDialogue De-reverbも新たに追加されました。

ドラマやその他ナレーション録音などに用いられる小型ピンマイク。ハイクオリティな音声を必要とする動画コンテンツには必須アイテムといえますが、セッティング状態が悪いとガサガサという耳障りな布擦れ音が発生します。マイクにダイレクトに触れる音はその強度も強く、一律のノイズゲートやイコライザーによる修正ではこれまで修復不可能とされてきました。現在ではiZotope社のオーディオ修復ツールRX7(最新版)ではDe-rustleという耳障りな布擦れ音を除去できるプラグインモジュールが搭載されています。
(さらに…)
