さよならi-Tunes僕がGooglePlayMusicに決めた理由
日本でも一気に活性化した定額音楽配信サービス。AWA、Line Music、Apple Music、最後に登場したGoogle Play Music。トライアル期間も次々と終了したけど、どのサービスにするか決めましたか?好みのアーティストが配信されているか否かは選択のポイント。国内の大物アーティストは登場しないアーティストも多く、CDからのデータを再生するユーザーも多いでしょう。音楽好きのユーザーなら手持ちのライブラリーも相当な数になり、それらも一緒に楽しみたいもの。
Apple Musicはこれを満たす完璧なサービスだと期待していましたが、何だか使いづらくなったと感じませんか?iTunesが持っていた、シンプルな使用感の良さが欠落したと感じるのは僕だけでしょうか?
定額制音楽配信サービスの特徴とプラットフォームの特徴
①AWA &Line Music
現状は携帯アプリを中心とした定額音楽配信ストリーミングサービス。今まで「買うほど」ではないけれど、レンタル→リッピング(ダビング)などで聴いていたアーティストなどを手軽に聞くにはとても便利。ブラウズして音楽を見つけ、お気に入りなどに登録していくことができる。一般ユーザーが作ったプレイリストも公開されていて楽しめる。これらは自身の音楽ライブラリーを統合する機能はないが、オフライン再生機能がある。モバイルアプリのため、大量のプレイリスト作成するには時間と根気が必要。
②Apple Music&Google Play Music
Appleとgoogleはユーザーが持つ音楽データをiTunes、ブラウザを利用することにより、自身が所有している楽曲データと定額ストリーミング音楽の音楽ライブラリを統合して楽しめる。パソコンやアプリで楽しめるから多くの音楽ライブラリを所有するユーザーにとってはとても便利。音楽データをダウンロードして、各端末に転送する….といった概念から、ストリーミングサービスを含めた総合的なインターネット音楽プラットフォームに進化した。音楽ソフトのレンタル店と中古CD業態の終焉は近い。
ずっとiTunesを使ってきたけれど…
所有する楽曲の全てをデータ化し約1万2000曲のライブラリをMacの中に溜め込み、音楽データのハブとしてiTunesをヘヴィーに利用してきたけれどバージョンアップするにつれてどんどん使い勝手が悪くなった。特にMactch機能搭載以降はアルバム曲の表示などに問題が生じるケースがあり、機能を盛り込みすぎたせいで全体のクオリティが落ちたように感じる。Macで立ち上げるiTuneも肥大化したせいで、立ち上がりまでに数十秒を要するのもストレス。AACデータの端末への転送なども表示されない曲があったりとストレスを感じる問題も少なくない。
そんな中、Google Play Musicがスタート
そんな中googleがgoogle play musicのサービスを開始した。ブラウザとアプリを試用するものだが、自身の5万曲までのデータをグーグルのクラウドサーバーに無料でアップロードができ、ネット環境があればその楽曲データをどこでも再生またはダウンロードができる。そこに定額制音楽サービスがあり、自身の曲とストリーミングの音楽を自由に組み合わせたプレイリストが作成できる。課金プランにしなくてもデータを預けておけるというのは、豊富なライブラリーを持つユーザーにとっては特に感じる仕組み。iTunesのライブラリーから大量のAACデータもスムースにアップロードが出来た。
ChromeやSafariのブラウザでApple Musicにログインすると、自己のライブラリーがレコードジャケットなども含めて、表示される。時間もそんなにかからない。ストリーミングで見つけたアルバムも「マイライブラリに追加」で同列に扱われる。MacでMP3クラスのデータを再生する時はとても簡単。音質も悪くない。iphoneのアプリでログインすると同じライブラリが共有されている。快適なネット環境下では全く問題ない。
アプリでのオフライン再生
ただし、消費電力やデータ量などを考慮するとオフライン再生機能も重要になる。もちろん対応しているが、アプリでオフライン再生するには各アルバム(曲)をアプリ上でダウンロードしておかなくてはならない。現状は大量にアルバムなどをダウンロードしておくには不向き。特に自己が所有しているデータは別アプリで管理しておいたほうが良さそう。
Google知能によるレコメンド機能は抜きに出ている?
プレイリストの共有機能はストリーミングサービスの肝だが、自身の楽曲を全てアップしていることにより、レコメンド機能の精度は他のブログでも一定の評価をしているユーザーが多い。僕は「I’m Feeling lucky」ラジオというボタンがあり、これが気に入った。自身のプレイリストにも多く含まれるある曲をトリガーに、同系列の音楽をレコメンドしてくれる。これは知らないアーティストを開拓できるチャンスに溢れている。上のプレビュー画面でもライチャス・ブラザーズ以外は聴いたことのない音源ばかり。1曲目からグッとくる曲がプレイされた。
Jazzの曲が軸になるのかPOPSなのかRockなのかはランダム的に作成されるようだ。リスト追加や試聴の結果も解析されると予想され、精度も上がって行くことが期待される。
まとめ
定額制音楽における課金サービス。Google play Musicを選択しようと思う。僕のデジタル・ジュークボックスは当面こちらのほうがしっくりきそうだ。
モバイルでのオフライン再生はまだしばらくiTunesとiphoneの「ミュージック」を利用するしかなさそうだ。久々にipodminiを持ち出すほうがシンプルかな。Appleにはつぎはぎだらけと感じるiTunesのユーザービリティと改善に期待したい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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