今や音楽はスマホで聞くのは当たり前。今年は日本国内でも聴き放題の音楽ストリーミングサービスが一斉にスタートしましたね。僕はGoogle Play Musicがお気に入りです。
iPhone6Plusが納品された1週間後の昨日、我家で最後のCDプレイヤーが壊れました。「もうべつに必要ないんじゃない?」という人も多いのでは?本当に要りませんか?ジャッジするために最近の単体CDプレイヤーについて調べてみました。
最後のCDプレイヤーはboseのコンパクト型コンポに組み込まれたハーフサイズのCDデッキ。初めて一人暮らしを始めた2002年に購入。4回の引越しをまたいで使い続けた愛着のあるもの。
CD再生する機会は年々減ったけど、13年間、多くの音楽を奏でてくれました。先月までは元気だったのに(泣)。
他にも所有していたDENONの単品デッキが2年前に壊れ、買い直すことなくここまできてしまった。仕事でお客様にCDを納品することがあり、最終チェックのためにデッキで再生確認する必要がある。流石にパソコンでのチェックは意味がないので、何かしら購入しなければならない。
聴き放題のサービスがスタートし、最近はストリーミングで音楽を聴く機会が多い。今まではi-Tunesでリッピングしたデータを再生することが多く、BGMとして聴く時は殆どがMacのオーディオインターフェイスから出力したスタジオのスピーカーorヘッドフォン。外出先ではもっぱらiPhone。この10年ではi-TunesStoreで購入したアルバムのほうがCDの数を超えている。
Google Play Musicを利用し始めたことにより、i-Tunes内の音楽データを全て(対応していないwavファイルなどは別)Googleのクラウド上に保存し、ネット環境があれば所有する音楽がどこでも再生ができるようになった。
Google Musicはストリーミング内にあるアルバムを自分のライブラリーに加えられるから、CDが必要なのはそこで聴けない曲だけ。それらの曲はMacから取込めばいい。
趣味で音楽を聴く分にはパソコンのCDドライブがあればCDプレイヤーがなくても不便はない(笑)ここでは微妙な音質の差などは気にしない。
マスタークオリティを売りにする高解像度のハイレゾコンテンツが充実してきている。お気に入りの名盤をハイレゾ音源でいくつか手に入れた。
これらは96~192kHzのPCM音源。細かな演奏のエッセンスを感じることはできるが、とても繊細な感覚で圧倒的な体感を得られる再生環境がない。(アンプやスピーカーのグレードによるもの)ディティールがが顕著に感じられるクラシックなどへの造詣がロックなどく比べると薄いのも確か。
ハイレゾ体験することでそれハマるというより、所有してるCDを非圧縮で聴く方が良いのでは?と考えに至った。そうなると1000枚あるCDを全て非圧縮データへ変換したくなるものだが、一からリッピングし直す時間を考えると、やはり良質なCDプレイヤー購入も有りかと思う。そもそも高解像度音源で「じっくり」堪能する時間はそこまでないし、そうやって聴きたい思い入れのあるアルバムは恐らく100枚に満たないからだ。
そんな考えを廻らせたのちCDプレイヤー購入を検討
2〜5万円予算でデッキタイプのものを検討。amazon検索してみた。
何やら純粋なCDデッキというより、抱き合わせ機能製品が並びます。単品ラック型CDプレイヤーの最近の傾向が見え隠れ。
いきなり表示されたデッキに192kHz/32bitという文字が。
DENON CDプレーヤー 192kHz/32bit DAC プレミアムシルバー DCD-755RESP
要はハイレゾファイルが再生できるDAC機能付きのCDプレイヤーということですね。USB端子があり、iPhoneやメモリースティックをつないでCDプレイヤー経由でステレオ出力するわけですね。CDの16bitデータを32bitにコンバートして出力するらしい。ユーザーによる音質の評価コメントはとても良いです。CDが壊れちゃったけど、ハイレゾ音源も「これぞ」ってやつは再生できる。価格も値ごろだし僕向きではないか。DENONは自宅スタジオでも長く使わせてもらった信頼のブランド。Yamahaでも同様のコンセプト商品がヒットしました。
更に進んで行くと一気に価格が7万以上なのですが、
DENON CD/SACDプレーヤー ハイレゾ音源対応 DCD-1500RESP
殆ど見た目が変わりませんがこちらはSACD+DSDファイルが再生できるというものですね。僕の環境ではDSD再生機能がないから気になります。7万以上と予算的にはオーバー。音質に関してはDSDというハイスペックを扱うだけあってレビューでは好みが別れるようです。DENONは32bitアップコンバートD/Aが特徴的なセールポイントのようですね。
ネットワークプレイヤーって、家電専門店で何度みかけても良くわからない代物だったのですが下記リンクが分かりやすく説明してくれてます。
要約するとパソコンで蓄積した音楽ファイルをサーバー管理してステレオに呼び出せるハブシステムということらしい。なので説明の中でも多くの機器が登場する(女子には不向き?)下記商品はそのネットワーク・オーディオ機能をもつCDデッキ。安価ながらDSD再生もできる。ONKYOはハイレゾ配信サイトも運営しているからユーザー獲得のための戦略商品なのでしょうか。
ONKYO ネットワークCDプレーヤー ハイレゾ音源対応 シルバー C-N7050(S)
ネットワークオーディオはサーバーになるNASというハードディスクやルーターなど、揃えるものも多いですが統合しちゃうと色々なメリットがありそうです。これは予算的にも検討の余地があります。同様の機種がヤマハにも。
ヤマハ ネットワークCDプレーヤー 192kHz/24bit ハイレゾ音源対応 シルバー CD-N301(S)
こちらはDSDには非対応。
本家のSONYが開発を終了しMDプレイヤーが世になくなり続けている中、最近TEACから発売されたCD+MDデッキ。予算オーバー。仕事でMDのオファーがあれば購入したいところなのですが、今のところほとんどご要望がありません。MD音源のリマスターや高音質化要望はありますか?多くの反応があった場合は導入検討しますので今月中にブログコメントください(2015.10月)。
TEAC CDプレーヤー/MDレコーダー シルバー MD-70CD-S
いわゆるノーマルな単品CDプレイヤーもありましたが、amazon検索1ページ目でも他機能が組み込まれた合体メカが目白押しでした。3万円前後でも今までのCD財産+ハイレゾ音源を楽しめるようにとオーディオメーカーさんの販売戦略が感じられます。
CD音質ではやはりDENONが気になるところ。DSDも楽しめる全体コスパはONKYOといったところかなあ?ストリーミング音源を楽しむリスニングスタイルも急速に立ち上がった感があるので、一番良いチョイスをしたいものです。
CDが壊れたことで新たな音楽の楽しみ方が検討できるなんて思いませんでした。YouTubeでしか音楽を聴かないリスナーもいるけれど、オーディオ機器は利便性と音のこだわりの微妙な付加価値のバランスにより開発されていますね。
先日、友人の勧めもあって銀座のパイオニアのショールームに立ち寄ったのですが、そこで試聴したハイエンドフラッグモデルのオーディオは素晴らしかったです。そのクラスになるとハイレゾ音源はまるで目の前で生演奏しているような質感がありました。
僕も儲かったら仕事場とは別に極上のリスニングルームを作りたいものです。
音楽Hi-TeQ
最後までお読み頂きありがとうございました。
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